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コラム

一人親方が現場に入れない原因とは?厳しくなる入場制限の中では社会保険に入るのが必須!

一人親方としての仕事が順調だと思っていたのに、なぜか突然現場に入れなくなった経験はありませんか?

近年、現場への入場制限が厳しくなっており、一人親方が現場に入れないという問題が増えてきました。実は、社会保険への加入がその鍵となるのです。

この記事では、一人親方が現場に入場するための条件や要件を明らかにします。一人親方の皆さんの仕事をサポートするための情報満載です。ぜひ、現場のトラブルを未然に防ぐ手助けとして、参考にしてください。

一人親方が現場に入れない原因とは?

一人親方が現場に入れない原因について解説していきます。

社会保険の未加入が原因

一人親方が現場に入れなくなる大きな原因は「社会保険の未加入」です。

国土交通省は、大手企業や中小の下請け企業に向けて、社会保険の加入を促進するガイドラインを策定しています。このガイドラインの中で、平成29年以後の大手企業には、社会保険に加入していない建設関連の企業を下請けとして採用しないように指示されています。

一人親方についても、適切な保険の加入が確認できない場合、特別な事情がなければ現場への入場は認められないのです。

一人親方が入るべき社会保険

一人親方が加入すべき社会保険には、健康保険、年金保険、労災保険があります。

健康保険は、サラリーマンや公務員が加入する公的医療保険制度であり、病気や怪我の際の医療費をサポートします。年金保険は、働いている世代が支払う保険料が、高齢となった時の年金として給付される方式で運用されています。労災保険は、仕事中や通勤中の事故、怪我や疾病の際に、労働者本人やその家族に支給される保険制度です。

これらの社会保険は、一人親方の安全と生計を守るために非常に重要であり、確実に加入しておくことをおすすめします。

厳しくなる現場の入場制限

現場の入場制限は年々厳しくなってきています。その条件などについて解説していきます。

 国土交通省「社会保険加入に関する下請指導ガイドライン」

国土交通省は、大手や下請けの建設関連企業のための「社会保険の加入に関する下請け指導ガイドライン」を整備しています。

この指針は、平成29年以降の元請け企業に対して、社会保険に加入していない企業を下請けとして採用しないようにとの方針を示しています。一人親方も例外ではなく、適切な保険に加入していない場合、特別な事情がなければ現場への入場が認められません。

令和2年10月からは、建設業の許可や更新の際の要件として、社会保険の加入が求められるようになり、施工管理の際の台帳にもその加入状況の記載が必要とされています。

入場制限の条件

現場への入場制限の条件として、保険の適切な加入が求められます。

特に一人親方の場合、医療に関しては「国民健康保険」、年金については「国民年金」への加入が必須となっています。

これらの保険に未加入の場合、現場への入場が制限されることが多いため、適切な手続きをしておくことが求められます。

現場ごとのガイドライン

現場入場の際のガイドラインは現場ごとに異なることがありますが、よく見られる条件として「労災保険の加入」が挙げられます。

いくつかの現場では、健康保険や国民年金の加入もチェック項目として取り入れられていますが、多くの現場で最も重要とされているのは「労災保険」の加入です。

事故や怪我の際の補償を考慮すると、この保険の加入は現場作業を行う全ての者にとって必要不可欠と言えるでしょう。

現場に入れない=仕事がない!ということ

一人親方が現場に入れないとは、仕事がなくなるということです。そうなるとどのような影響があるのか、見ていきましょう。

現場に入れないと困ること:収入

現場への入場が制限されると、それは仕事の機会を失うことを意味します。

これは、現場での作業ができなくなることから収入が途絶えるリスクをもたらします。これは、生計を建設業に頼っている人々にとって、非常に厳しい状況となるでしょう。私たちの生活には収入が不可欠ですので、その収入がなくなってしまうと、生活の質が低下する恐れがあります。

現場に入れないと困ること:次回の仕事

現場への入場が一時的に制限されるだけならまだいいでしょう。しかし、短期間の制限だけでなく、長期的な影響も考慮しなければなりません。

保険に加入していないとリスクが高いと判断されて、来月や再来月の仕事の機会を失う原因となるかもしれません。このように、連鎖的な影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。

現場に入れないと困ること:新しい案件

元請け企業は、新しいプロジェクトや案件において、リスクを最小化したいと考えます。そのため、仕事を依頼する際には、信頼性や安全性を重視して選択を行います。

一人親方においても、リスクの少ない人が新しい案件の依頼を受けやすくなるでしょう。保険に加入していない場合、新しい案件のチャンスを失う可能性が高まります。

一人親方は必ず然るべき保険に入ろう

社会保険の未加入は、一人親方が現場に入れなくなる原因となります。

保険に未加入の場合、元請け会社にとってリスクが高まるため、現場での仕事を継続的に確保するのが難しくなる可能性があります。特に長期的な視点で考えると、仕事の安定性や将来性を危うくする要因となるでしょう。

 

そのため、一人親方として活動する際には、健康保険や年金保険、そして労災保険には必ず加入するべきです。これらの保険に加入することで、もしもの事態に備えた安全ネットを持つことができ、自身の健康や将来、そして家族を守ることができるのです。


一人親方として安定して仕事を持続させ、自らの未来を守るためには、適切な保険への加入が欠かせません。

社会保険に関する情報はこちらの記事で詳しく紹介していますのでぜひご覧ください。

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